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園からのお知らせ

風しん流行について

2018/11/27

 

平成30年11月22

福岡地区小児科医会 会長 黒川美知子医師より
「風しん流行に伴って、園児や妊婦さんを守るためのお声かけ」のお知らせ

「ご存知の通り首都圏を中心に風しんが流行しており、福岡市での発生は昨年は0例でしたが、
全国では昨年の20倍以上の発生数であると報じられています。
風しんは、罹患すると血小板減少性紫斑病や脳炎のような重篤な合併症を引き起こすことがあります。
そして何より、妊婦さんが罹患すると(*1)先天性風しん症候群の赤ちゃんが生まれる恐れがあります。
平成30年1月1日からの福岡県での発生は11月18日の時点で70例に達し、徐々に増えてきています。」

(*1)臨床的特徴
 先天異常の発生は妊娠週齢と明らかに相関し、妊娠12週までの妊娠初期の初感染に最も多くみられ、
20週を過ぎるとほとんどなくなる。
 三徴は、白内障、先天性心疾患、難聴であるが、その他先天性緑内障、色素性網膜症、紫斑、脾腫、
小頭症、精神発達遅滞、髄膜脳炎、骨のX線透過性所見、生後24時間以内に出現する黄疸などを来しうる。

●園児について:定期接種の未接種者に早めに接種をお願いします。

1)1歳~2歳未満(MRワクチンⅠ期対象者)でワクチン未接種の児には早急に接種を勧奨してください。
2)年長児(MRワクチンⅡ期対象者)で未接種の児も抗体(抵抗力)を上げるために接種を勧奨して下さい。

●大人の方について:下記の*の方のワクチン接種が優先されます。

1)風しん抗体が低い方は(HI 16倍以下)ワクチン接種をしましょう。
お母さんになっている方は母子手帳でワクチン抗体価をチェックしましょう。

2)30歳台後半~50歳台の男性はワクチン未接種の方が大半です。罹患歴やワクチン接種歴がない方は抗体価測定を行い、
抗体価が低い方はワクチンを接種して感染の拡大を防ぎ、周りの妊婦さんを守ってください (下記をご参照下さい)

3)風しん抗体価は保健所(*現在は対象者が限定、無料)や医療機関(有料)で調べることができます。

*(1)妊娠を希望する女性(妊娠中の方を除く)

*(2)妊娠を希望する女性と同居している配偶者,パートナー
*(3)妊婦と同居している配偶者,パートナー

先の麻疹流行を勘案するとMR(麻疹・風疹混合)ワクチンを接種する方が有益です。

風しん含有ワクチン