園庭に行ってみると、以上児のお兄さんお姉さんの
体育教室が行われていました。
始めは大好きな砂場遊びに夢中になっていたお友達ですが・・・
「よろしくおねがいします!!」
という大きな挨拶の声が聞こえると
何だろう?と、一気に釘付けになりました。


「いち、に、さん、し・・・」
元気な体操の号令が聞こえます。
お茶を飲みながらも視線をはなすことはありません。

次に始まったのは鉄棒。
にじぐみのお友達で鉄棒遊びをする時は
ぶら下がって遊ぶことがほとんどでした。
お兄さんお姉さんが前回りや逆上がりをするのを見て、
始めてみる遊び方に驚いたのでしょう。
鉄棒の技を繰り広げていくお兄さん達の姿は、
すごく新鮮で、格好良くて、尊敬できて、
ひと時も見逃すまいと、邪魔することも無くじっと見つめています。
お兄さん、お姉さんのようにすぐには出来ないかもしれません。
それでも、今まで自分が知っていた
鉄棒遊びとは違う遊び方を知り、
何年後という近い将来
自分もこんな姿になるんだと期待を持ち、
鉄棒という遊具を通して、
幾通りにも可能性が広がっていきます。
以上児のお兄さん、お姉さんから学んだ自分の可能性は
にじぐみのお友達にとって、大きな収穫となりました。
これからは自分の可能性を信じ、
一味違う鉄棒遊びを楽しめることでしょう。