以前にも紹介した「取り合い」の場面。
この日、お互い興味のある玩具を取り合っていました。
今までは、お互い一方通行で
保育士が代弁することがほとんどでしたが
この日は少し変わった場面が見られました。
様子を見ること数分・・・
保育士がお互いの気持ちが分かるように
少し言葉掛けをしました。
すると、一方の男の子は玩具を譲り
受け取った男の子は「ありがとう」とお辞儀をしていました。
その後、受け取った男の子は、譲ってくれた男の子に
別の玩具を渡し、お互い納得し、再び遊びはじめました。
「かして」と言われた後に「かす」ということは難しく
子ども達にとって「自分」が中心なのは当たり前です。
取り合いをすることも一つの大切な経験であり
その中から優しさ、思いやりの気持ちも芽生えます。
これからも、やり取りを通して「かしてもらえて良かった」
と互いに感じられるような関わりをしていきたいと思います。