以上児の部屋には
ビー玉が入った箱があります。
ビー玉を部屋に置くときに
29個という数字がきりが悪いので4個減らし25個にするか
保育士同士で話しがでました。
しかし、きりの良い数字が子どもにとって分かりやすいのか?
それは、大人の考えではないか?と話しになり
ビー玉は29個のまま玩具として部屋に置きました。
ある日のこと、子どもが
「ビー玉が27個しかない、2個足りないと。」
と言いつつカレンダーを指差しました。
「ん?何故カレンダー?」とカレンダーを見ると
すぐに謎はとけました。
その子はカレンダーの数字を使って
ビー玉の数を数えていたのです。
どうしても、子どもと日々一緒にいると
大人の固定概念で子どもたちに物を言ってしまうことがあります。
しかし、それが本当に正しいことなのか自分を疑ってみる事で
また新しい発見が生まれてくるのかもしれませんね。